2005年10月、「認知症ケア専門士」が誕生し、第1回合格者が発表されました。認知症という病気に特化した専門資格は、地域ケアにあたるさまざまな専門職から注目を受けています。まだ新しい資格、「認知症ケア専門士」を、詳しくご紹介していきます。
日本認知症ケア学会では、
認知症ケアに対する優れた学識と高度な技術、および倫理観を備えた専門技術士を養成し、わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的として設けられた資格です。
と定義されています。
2005年5月に第1回の第1次試験が行われ、9月に第2次試験が行われました。受験者は4948人、合格者は2445人で、合格率は49.4%となりました。
認定ケア専門士の資格は、5年ごとの更新制になっており、学術学会や生涯学習プログラムへの参加が必要となっています。
認知症に関する施設、団体機関において、受験年の10月31日より過去10年間において、3年以上の実務経験(教育・研究・診療含む)を有する方。
※日本認知症ケア学会の会員である必要はありません。
第1次試験:筆記試験
1分野60分で、5者択一問題が50問出題されます。この4分野を学ぶことができる、「認知症ケア標準テキスト」は、日本認知症ケア学会の事務センターで購入することが出来ます。
第2次試験:論述・集団面接
論述試験は、認定委員会から出題される事例の記載内容(アセスメント・ケア計画・評価)について、意見を800字以上1200字以内にまとめて提出します。
面接試験は、与えられたテーマに対して、6人1グループで議論をすることになります。
受験対策講座の実施が行われていますので、詳しくは日本認知症ケア学会のページで、ご確認下さい。
日本認知症ケア学会
http://www.chihoucare.org/
日本認知症ケア学会では、認知症ケア専門士の資格取得者に向けた、上級資格制度も検討中とのこと。専門資格を取得することで、認知症の患者様によりよりケアを行える頼もしいナースが、これからどんどん増えることでしょう。
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